【ノイアーの後継者!?】アレクサンダー・ニューベル
ニューベルのプロフィール
名前 : アレクサンダー・ニューベル
出身地 : ドイツ パーダーボルン
誕生日 : 1996年 9月 30日
身長 : 193cm
利き足 : 右足
ポジション : GK
背番号 : 35 (シャルケ04)
これまでの経歴
パーダーボルン出身
ニューベルはドイツの西部にあるパーダーボルンで生まれ、アマチュアの小さなチームであるTSV Tudorfでサッカーを始めました。成長したニューベルは地元クラブであるSCバーダーボルンに進み、下部組織で練習を続けました。
名門シャルケへ
2015年7月、才能のある若手選手の発掘・育成を得意とするSCシャルケ04が、ニューベルの加入を発表しました。
パーダーボルンでもトップチームの出場がなかった18歳のニューベルを獲得したことには驚きの声もありましたが、シャルケのスポーツディレクターは193cmの身長と才能を高く評価したということです。
加入以降はリザーブであるU-23チームで出番を得ることも多かったニューベルですが、18-19シーズンの序盤、それまで守護神を務めていたGKラルフ・フェールマンが負傷で戦列を離れたことでチャンスを掴み、公式戦22試合でゴールマウスを守りました。
ニューベルのプレースタイル
長い手足でシュートを弾き出す
ニューベルは193cmのサイズを生かしたシュートストップを得意としています。
サイズに加えてその長い手足を伸ばすと、シュートがどこに飛んできても弾いてしまうのではないか、とさえ思えてしまいます。
下の動画はドルトムントの名手であるスイス人GKロマン・ビュルキとの比較です。
22歳ということもあり経験の少なさという部分はありますが、その若さがこれから大きな成長につながるのではないでしょうか。
まとめ
現在シャルケに在籍するニューベルですが、過去には日本代表DF内田篤人ともにシャルケでプレーし、絶対王者バイエルンへと移籍したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの後継者と呼ぶ声も少なくありません。
ノイアーだけでなくケヴィン・トラップ、テア・シュテーゲンなど名手の揃うドイツのGKですが、将来的にはニューベルがその序列に加わっていても全く不思議ではないと思います。
【アッズーリの若き壁】ジャンルカ・マンチーニ
マンチーニのプロフィール
名前 : ジャンルカ・マンチーニ
誕生日 : 1996年 4月 26日
身長 : 190cm
利き足 : 右足
ポジション : DF (センターバック)
背番号 : 23 (アタランタBC)5 (イタリア代表)
これまでの経歴
フィレンツェで育ちペルージャでデビュー
マンチーニはフィレンツェの南西にあるポンテデーラという街で生まれました。地元のクラブであるACFフィオレンティーナの下部組織が、彼のキャリアのスタートとなりました。
15-16シーズンには当時セリエBのペルージャへとローンで移籍。翌年にはペルージャに買い取られ、2シーズンで計30試合に出場しました。
アタランタへ
2017年1月12日、セリエAに所属するアタランタBCがマンチーニを獲得したことを発表しました。移籍時の契約によって翌日付けでペルージャにローンで復帰し、シーズン終了までプレーしました。
17-18シーズンからアタランタに戻ると、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のもとで3バックにも適応。18-19シーズンもCL出場を狙うチームの躍進を支えています。
マンチーニのプレースタイル
粗削りさも残る守備
マンチーニは190cmのサイズとフィジカルを生かした対人プレーと空中戦を得意とする古典的なストッパータイプのセンターバックです。
現代的なセンターバックに要求されるような高い足元の技術やスピードを得意としている訳ではありません。しかし、将来的にワールドクラスと呼ばれる守備の素質は十分に備えていると言えるでしょう。
攻撃面での貢献も
18-19シーズンには3試合連続ゴールを決めるなど、アタランタではセンターバックながらゴール前でも存在感を放っています。
体格を生かした守備や得点力から、インテル・ミラノで活躍した元イタリア代表DFマルコ・マテラッツィと比較されることも少なくありません。
まとめ
年代別代表を経てイタリア代表にも選出されたマンチーニ。セリエAの名門であるASローマが興味を示すなど、近いうちにステップアップを果たす可能性もあるでしょう。
才能ある若手選手が多数活躍するアッズーリでは、将来のディフェンスリーダー候補としても注目されることが多くなりそうです。
【セネガルの潰し屋】イドリサ・グエイ
グエイのデータ
名前 : イドリサ・ガナ・グエイ
誕生日 : 1989年 9月 26日
身長 : 174cm
利き足 : 右足
ポジション : MF (守備的MF)
主な背番号 : 17(エヴァートンFC)
5(セネガル代表)
これまでの経歴
セネガルでキャリアスタート
グエイはセネガルのジャンバルスFCというクラブでキャリアをスタートさせ、2008年の1月にフランス1部に所属しているLOSCリールのBチームへと加入しました。
10/11シーズンから本格的にトップチームでのプレーする機会が増え、以降6シーズンに渡ってチームを支えました。
イングランドへ
15/16シーズンからはイングランドのアストン・ヴィラへと移籍し、プレミアリーグでの挑戦が始まりました。主力として公式戦38試合に出場しましたが、チームは2部に降格してしまいました。
2016年8月2日、中盤の補強を狙うエヴァートンFCがグエイの獲得を発表しました。エヴァートンへの加入以降も中盤からチームを支えています。
グエイのプレースタイル
グエイは豊富な運動量とアグレッシブなボール奪取を持ち味とする守備的MFです。プレーの連続性が高く、ボール奪取後はすぐに攻撃へ切り替えることができます。
19-20シーズンの35節マンチェスターユナイテッド戦では、相手のコーナーキックからパスを奪ってカウンターに転じると、ドリブルで持ち上がってシグルズソンの豪快なミドルシュートをアシストしました。(動画の 0:20あたりから)
まとめ
グエイの献身性とハイレベルなボール奪取は、複数のビッグクラブからも高い評価を得ているようです。
18-19シーズン限りで退団するスペイン人MFエクトル・エレーラの後釜を探しているマンチェスター・ユナイテッドだけでなく、フランスからは中盤の強化を狙うパリ・サンジェルマンのリストに入っているとの報道もあります。
今後もグエイに注目していきたいと思います。
【来季は白い巨人へ】エデル・ミリトン
ミリトンのデータ
名前 : エデル・ガブリエウ・ミリトン
出身 : ブラジル連邦 サンパウロ州
誕生日 : 1998年 1月 18日
身長 : 186cm
利き足 : 右足
主な背番号 : 3 (FCポルト) 16(ブラジル)
これまでの経歴
名門サンパウロFC出身
ミリトンはブラジルの名門クラブであるサンパウロFCの下部組織で育ちました。
16/17シーズンの1月にトップチームに昇格すると、以降1シーズン半で公式戦48試合に出場しました。
FCポルトで欧州デビュー
ミリトンは18/19シーズンの夏の移籍マーケットで、ポルトガル屈指の強豪FCポルトへとステップアップを果たしました。
第4節モイレンセFC戦でデビューを果たすと、以降はセンターバックとしてレギュラーの座を確保。右サイドバックとしても出場しています。
レアルマドリードへ!
🇧🇷 Internacional absoluto con Brasil
— Real Madrid C.F.⚽ (@realmadrid) March 14, 2019
🛡 Defensa
🗓 21 años
📺 ¡Descubre más sobre nuestro nuevo jugador, Éder Gabriel Militão!
👉 https://t.co/Kr8mlhkgp5 | #WelcomeMilitao pic.twitter.com/jwdWFqPqYB
2019年3月14日、レアル・マドリードはミリトンが19/20シーズンから加入することを発表しました。移籍金は5000万ユーロ(約63億円)と報道されています。
ミリトンのプレースタイル
ミリトンは186cmとサイズは平均的で線も細いように見えますが、長いリーチを生かしたアプローチで巧みにボールを奪い取ります。
スピードとジャンプ力を兼ね備えているだけでなく、サイドでもプレーできるというユーティリティ性も大きな武器といえるでしょう。
まとめ
21歳のミリトンとマドリードの契約は6年間となっているようです。今後の補強にもよりますが、若手のDFヘスス・バジェホが信頼を得ていないことや、フランス代表DFヴァランが退団を希望しているとの噂もあり、1年目から最終ラインのチョイスに加わる可能性も高いでしょう。
スペインとヨーロッパの両方で覇権奪回を狙うレアル・マドリードで、ミリトンがどのような成長と活躍を見せるか。今後も注目していきたいと思います。